03 12月 第4回日本歌曲伴奏コンクール アガル事について
志木市、新座市、狭山市 朝霞市の 生徒さんが多く通っているピアノ教室です。 第4回日本歌曲伴奏コンクールを受けてきました。 曲目は シューベルト:「水車小屋の乙女」より Mein! 信長貴富:「寺山修司の詩による6つのうた」 より かなしみ です。有頂天の浮かれた気分から いきなり どん底気分を味わえるのがポイント(笑) 若い頃と違って 毎日指を動かしていないと顕著に 表れるな、と思い日々練習の毎日。 仕事と家事の合間で隙間時間の確保がとても 難しかったなぁ。 お蔭でとてもいいリハビリになりました。 あっ、いえ、リハビリ程度で参加できる程 ゆるいコンクールではありませんが・・・。 何故 受けようと思ったか・・・? 音大に行っていない長男が「伴奏頼む!」と言ってきた時 (大体2~3日前に言う)(呆)すぐに対応できる様に という理由がひとつ。 音大にいっていないという事のデメリットに 伴奏者のツテが少ない、と言う事があげられる。 他に 「音大ならではのルール」を知らないが故に 起こるであろうトラブルがあげられる。 ひらたく言うと 伴奏者の地位向上のため? もう一つの理由が 生徒さんの気持ちに少しでも 寄り添えたら・・・ってとこかな。 そう言うとカッコイイかな。 コンクールや発表会に出演する生徒さん に向けての励ましの言葉。 いつも疑問に思っていたのだが 「がんばろう!」 「楽しまなくっちゃね!」 「しっかりね!」 「自分を信じて!」 「お客さんはジャガイモだと思って!」 「いつもの様に~ちゃんらしく弾けば大丈夫!」 なんてよく声をかけるが 本番を控えている 彼等にいかほどの励み、効果があるのか。 指導者も実際にステージ経験をしないと 先程の様な安易な「掛け声係」を してしまうのではないかなぁ。 しかも誰に対しても・・・。 なので コンクール一週間前、一日前、 当日朝起きた時、出かける時、会場入り、リハ、 一時間前、次自分の出番、お辞儀、鍵盤に手をおく、 そして弾き終わるまで 自分の心や体の状態がどの様に変化していくか メモした。 言える事は ある程度心は努力次第でコントロール できるであろう、しかし中途半端に自分と向き合う 位では難しい。 何度もステージを経験する事でその力を 知らず知らずのうちに身に付けていくものと 思われる。 今回カッコ悪い経験もした。 まず 年のせいか手が乾燥して鍵盤が滑る。 なので弾く3~4時間前にトイレに行き手を洗う。 その後クリームをぬり以後濡らさない。 コンクールって大体時間がおすもの、と決めつけて 5分前に舞台そでに行ったら すでに 自分の出番だった。(お待たせしている状態) 申し訳ない・・・。 弾いてる最中 集中力が保てない。 非常な努力を要した。 その点、子供さんは天才の能力を発揮する。 いろいろ学べて有意義だった。 まぁ、自分としてはミスなく弾けて良かったのだが バランスやテンポが△、少しピアニスティックに 走ってしまったような気がする。 (^_^;) 息子とデュエットすることができて 入賞もできて良かった。 息子はシューベルトが調子良かったと思う。 やはりドイツものは好きなんだなぁ。 「できたらドイツものはベーゼンで・・・。」 とも言っていた。 ...