10月 2013

狭山市 志木市 新座市 朝霞市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 ピアノを指導する時 脱力は重要なポイントですね。 私自身も小さい頃に使っていた楽譜を見ると 「力をぬきましょう」なんて沢山書かれていた。 「ほら、幽霊って手の力ぬけているでしょ、 あんな風にぬくのよ。」なんて言われてましたっけ。 子供っていつも刺激を求めている。 「幽霊」と聞いて 初めはドキッ!とした子供も 次の週には「幽霊」なんてどこ吹く風・・・とばかり また力んで弾いている。 う~ん困った。 まず なぜ力をぬいた方がいいのかを理解してもらう。 力をぬくって体がどういう状態なのかを体験してもらう。 そして力をぬいても弾けるんだ!って事もあわせて実際に体験してもらう。   しかしだ、力をぬくってのは「常に」だ。 譜面上の記号を手に映しかえる作業に没頭している彼等に 常に思い出して気を付けてもらえる方法はないか。 んで 私は幽霊を「貞子」置き換えた。 ご丁寧に井戸まで楽譜に書いてあげる。 小さい子には強烈だったらしい。良い方向に進んでいる。 しかしなぁ、貞子の呪いが怖いからって 脱力ってのもなぁ。 まあいいか。 貞子って手の甲をこちらに向けてだらっと下してるよね。 何故 普通の幽霊の様に肘を 約90度に曲げないのだろう。 その方がピアノを弾く姿勢に置き換えやすいのだが・・・。   貞子の画像探していたら まぢ怖くなってきた。 おやすみなさい。     ...

 狭山市 新座市 朝霞市 志木市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 朝晩めっきり涼しくなりました。 空は高く 晴れ渡り 足元に目を落とすと 色づいた木の葉が一枚、二枚・・・。   こんな季節にぴったりの詩(歌) ・・・「小さい秋見つけた」・・・   だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた めかくし鬼さん 手のなる方へ すましたお耳に かすかにしみた よんでる口ぶえ もずの声 ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた   ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた おへやは北向き くもりのガラス うつろな目の色 とかしたミルク わずかなすきから 秋の風 ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた むかしの むかしの 風見の鳥の ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉赤くて 入日色   ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた 2番が好きですね。当時ガラスを窓に使える家はある程度裕福だったようです。「溶かしたミルク」=コンデンスミルク?は当時デパートでしか売っていなくて やはりここからも経済的には恵まれた家庭環境というのがわかります。ちょっと違う見方をすると 彼、病気だったのかな? 北向きの部屋の木枠の窓からスーッと入ってくる朝の空気、曇りガラスを見つめる虚ろな目、滋養をつけるためのミルク・・・具合が悪ければ虚ろな目にもなるでしょう。彼が(詩人のサトウハチローさん)若いころ手の付けられない不良少年だった事は知られています。落第 退学を繰り返し父親には17回も勘当されたそうです。経済的には恵まれていたはずの彼が荒れた原因は何だったのだろうか。彼の母はハチローさんが14歳の時に離婚して家を出ました。この出来事は彼の今後に暗い影を落としたものと思われます。静かな寒い部屋にたちのぼる温かいミルクの湯気、目隠しおにさん~とじゃれあった幼き自分・・・底流に母への郷愁、懐かしさを感じ取る事ができます。 人間の五感のうち視覚と味覚だけで「秋」を感じる我と違い 五感+心 で「秋」を見つけたハチローさん、素晴らしい感性です。   ちなみに「小さい秋」を「大きい秋」あるいは「デッカイ秋」に替え歌で歌ってみた。 空は高く晴れ渡り雲一つない。貯水率70%のダムの上で「ヤッホー!」(JOHOO!)繁殖力の強い雑草の花がつんと顔を空に向けていて やっぱ「スポーツの秋!」「食欲の秋!」でしょっ!ってなイメージかな。 春・決意を新たに目標を立て 夏・前進あるのみ!と活動し 秋・これで良かったのだろうか、と喪失感の中で思いを巡らす。 何気なく訪れ 気が付かないうちに御暇してしまった「秋」・・・。 中田喜直の「リリシズム」と相俟って 愛唱歌として今でも歌われる曲となった。   おしまい・・・。 ...