21 10月 次男財布を落とす・ありがとうございます!
志木市 朝霞市 狭山市 新座市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 次男は受験生だ。 センターまで90日。 苦しい毎日・・・。 男子というのは 一つの事に集中すると 周りが見えなくなるらしい。 深夜11時55分、バタバタ駆け下りてきた。 第一志望大学の最後の「本番レベル模試」とかいう 重要な模試の申込み。12時まで。 12時まであと5分。 ネットからの申込みなのだが 慌てているので打ち間違えが多い。 アッと言う間に「終わったあぁぁぁぁ 」 「どうしても受けたかった」 とかなりしょげた次男、 今朝から見当たらない財布を探していた。 「最後に見たのは~」とかお決まりの回想後、 「マヂでない!」 「昨夜 雨の中コピーに行った時落としたかも・・・。」 「全財産と病院の診察券3枚、あと保険証が入っていた 」 もう破れかぶれの次男。 あの長男でさえ「保険証、オマエやばいぞ」 翌日「何か大きな事故とかの前触れかもしれないから 気を付けて」と送り出す。 次男は 重病人の様に肩を落とし 口数少なく 重い足をひきずって予備校に向かった。 最近の子は「ダメ元でもいいから あと一押し」を 躊躇する。 嫌がるだろうな~、と思いつつ 昼休みに 「模試の申込み、再度頼みこんでみたら?」とメールする。 やはり抵抗されて 何度かメールをやり取りする。 何度目かに「担任の先生に聞いたら“事務で申し込めば多分 間に合うよ”だって。良かったあ 」と返信がきた。 その瞬間 イエデンがなる。 なんと警察から。 「落し物が届いています。」 すぐ次男にメール。 「よかったあ~泣 」 警察署へ取りに行ったらお金も保険証もすべて入っていた。 どうしてもお礼をしたくて お名前を伺ったら 「40代の女性で 何も名乗らないでお帰りになりました。 「有難うございます」という言葉がもどかしい位 どんな言葉でこの気持ちを表すべきか悩む位 感謝 感謝 感謝 感謝 感謝 です 次男も切羽詰まったこの時期。 「有難うございます」と心の中で手を合わせていました。 そして 次男は 無言で立ち去った女性に「かっけ~」とも言ってました。 お陰様で 受験勉強よりもっと濃い勉強をさせていただきました。 日本ってこんな国なんですね。 この感謝の気持ちを私なりに他で還元したい、と思いました。 亡くなった母が生前 次男の事を気にかけていて 今回も次男に「アキラメルナァ」と エールを贈ったんだと思います。 今日はダメ~、今年はついていない、っていうのはよくある。 そんな時はとっとと寝る! そして翌日、あるいは翌年頑張ればいい。 きっと いい便りが待っている。 苦しかったから 喜びも大きい。 「オレ 今回で “運” 結構使い果たしちゃったかなぁ」と次男。 いやいや ツイテきたって事でしょ。 今日 帰りの電車が事故?故障?で大幅に 遅れたが そのチョイ前に帰ってこれたし。 っていうか 財布落とすなっつーの! 4回目だよ。 はあぁ~。 ...