5月 2012

   明治38年から続くという 川越唯一の映画館「スカラ座」に行って来ました。 2007年に一旦休館したが 3か月後この劇場で上映会を行った経験を持つ特定非営利活動法人「プレイグラウンド」が賛助会員を募って再出発を果たしました。  埼玉県各地にシネマコンプレックスが多数開業している中、名画座的な、しかも若い人達が頑張っている市民のための映画館なんて 自然と応援したくなります。 ほんじゃあ、行き方です。 まず 西武バスに乗り「一番街」で降ります。 降りると旧市街の街並みはこんな感じ。 この信号を右に曲がってくだされ。 あっ、言い忘れたのじゃが 車で行くより徒歩をおススメ。駐車場がない分けじゃないが 蔵造りの街並みを見学がてら歩くのが乙! あっ! 「時の鐘」じゃっ! 「時の鐘」を左手に見ながらさらにちょいと歩く。 休日のこの辺りは 観光客も多いね。 んで この歯医さんを左だよ。 あらら、指が写ってる~ダメじゃん。 失礼おばいたしました。 ・・・すると おや、「スカラ座」の看板が・・・。 はい、この看板を右です。 あの看板が 目指す「スカラ座」じゃ。 バス停から歩いても5分かからないよ。 ほら、ここ、ここ・・・!  到着~! ・・・右を見ると 「な、なんだ!」  気を付けてね。危ないんだって。 そう言えば 昭和40年代、あちこちにこんな風景があったなあ。 中の様子は 昭和というか 家族的というか あったかい雰囲気。 最前列に机があって ブランケットの貸し出しがあって ストーブがあって、感じの良いスタッフが応対してくれる。 建物自体は古くても トイレなどピカピカに磨いてある、その心意気が嬉しいね。 お客は15名くらいだったかな~。 観た映画は 「エンディングノート」 。 癌と向き合い 最後の日まで前向きに生きようとする父とその家族のドキュメンタリー映画。 私は 砂田さんのように上手に死ねるかな? 路地裏のおススメ映画館でした。                  ...

   ゴールデンウイークを利用してブログ作成しているのだが、ブログっていうのは性格的にマメの要素がある人が 楽しみながらやるのではないか? 私など ためてしまう人間には不向きじゃ。・・・と言い訳がビシッ! (はっ???) と決まった所で さて4ヵ月前のオケのコンサートの感想です。 オール R.シュトラウスのプログラム   ・ 交響詩<死と変容>   ・ 四つの最後の歌   ・ 交響詩 <ドン・ファン>   ・ 交響詩 <ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら>   2012年1月16日(日)   東京オペラシティコンサートホール   上岡敏之指揮  読売日本交響楽団   ソプラノ独唱 アンナ・カタリーナ・ベーンケ  私には R・シュトラウスの作品で苦手なものがいくつかある。 例えば<ツァラトゥストラはこう語った>、 <アルプス交響曲>、 歌劇<サロメ> などは 自分でも理由がよくわからないが 終わりまで聴き通すのが辛い。 今回のプログラムは 4曲とも好きな曲だったし それぞれの演奏時間がそれほど長くないので 緊張感を保ちつつ音楽を楽しめる良いプログラムだと思った。  今回 私は 最前列の中央右寄りの座席を選んだ。 以前は できるだけ避けてきた席ではあるが 今は ライヴのコンサートを楽しむ方法としてはこれもありかな? と思っている。聴こえてくる音のバランスは宜しくない。 が、演奏者の表情、技能、心の動きがダイレクトに伝わってきて楽しい。 最前列ならではの発見であろうが、R・シュトラウスの弦の扱いの巧みさ。 弦5部のパートがそれぞれ同じ事をするだけでなく コンマスのソロはもちろん出てくるし それぞれのパート1名ずつとか2名ずつとか・・・。  <ドン・ファン>のある部分で 1stヴァイオリンの前から4人だけ弾いているのだが その中の前2人はミュートなし、後ろの2人はミュートあり、で 前後違う音型を弾いていた。 オーケストラの可能性として当然こういう事もできるのだが ピアノを弾いている人間としては”各パートは同じ事をしてそろえる”が常識だったので 「R・シュトラウスってウマいなあ」と感じ入ってしまった。  読響の演奏は 真剣な中にも演奏の楽しさ ( 音楽を表現するという行為の楽しさ )が 溢れんばかりで素晴らしかった。これは 指揮の上岡氏とオケのメンバー 一人一人との調和がなせる技であり ステージ上の幸福感が客席に良く伝わってきた。  上岡氏は 思うがままにオケをドライヴ、オケはその要求に見事に応えた・・・と言うより 指揮者と一緒に音楽作りを楽しんでいた。表現における幸福のあり方がそこに実現していて 客席でそれを受け止める私達もこの上なくハッピーだった。 ソプラノのベーンケも優れた表現者で 詩の内容も余すところなく伝えてくれた。  最前列の欠点は 管打楽器の演奏の様子が見えない事である。 今度は 前から5~6列目くらいで聴いてみたいものである。 私は読売交響楽団のファンになった。 ...