21 6月 H.Jリム ピアノ演奏会
狭山市・志木市・新座市・朝霞市の
生徒さんが多く通っているピアノ教室です。
最近 久々にドキュ~ンとはまった ピアニストです。
やっと 彼女の演奏会に行けました。
プレトークから始まった!
初めて聴いたのは Net。眠気も吹っ飛ぶ。あ~ビックリした。リムは天才だ。彼女の演奏は過去の偉大なピアニストたちに匹敵するか あるいは凌駕する。そのド迫力、その勢い、その思い切りの良さ、その猛烈さ、凄絶さ、速いテンポから次々とくり出される必殺技に唖然茫然。
では彼女のプロフィールを・・・。
スター演奏家になるために必要なことは? 技術やセンスはもちろんだけど、答えは「音楽コンクールでの優勝」。ただ、審査員により「お決まりごとができているかな?」が審査されるコンクールでは、真に個性的なスター演奏家が生まれにくい、と言えなくもない。
時は現代。パリで学ぶ韓国出身の若きピアニスト・H.J.リムは、母国の両親に見せようとYou Tubeに上げた演奏会の動画が大評判に。なんとレコード会社から声が掛かり、24歳という若さながら大作ベートーヴェンのピアノソナタ全曲でデビュー。まさににインターネット時代のシンデレラ・ストーリー!なんて言われてるけど彼女は 12歳で韓国から単身フランスに留学、パリ国立高等音楽院ではアンリ・バルダ教授に師事し首席で卒業している。世界に旋風をおこす下地はあったし、その当時から実力も一級だったのではないか。
では 今回の演奏会。
そのテクニックも尋常ではないが、それだけではない。情熱的で個性的、迫力あるピアニズムはまさに衝撃的。聴き慣れたはずの曲が打ち消されていくある種の爽快感!「自分は作曲家の代弁者だ」と語る彼女だが、作曲家の意図以上に作品が独り歩きし彼女の思うままに進化していく。
もし一言だけ言わせてもらうと 心の琴線に柔らかく触れてくれる様な情緒面での観客とのコミュニケーションが欲しい。私だけだろうか。先頭切って走る彼女を追いかける観客がいて その一番後ろを拍手しながらヨタヨタと走っているのが私なのだ。
ただ目が離せないピアニストである事は確かだ。
ちなみに彼女は一度だけコンクールを受けたそうだが「もう二度とまっぴらゴメン!」だそうだ。そのまま受け続けていたら今回の彼女の演奏にも出会えなかったかも。誉め過ぎですかね~。だねっ、この”誉めすぎ”には最近の草食系男子への叱咤激励を込めて。しかし なぜ H.J.リムはいつも黒系のドレスを身にまとっているのだろう!?
はいっ
了解です。
アンコールもリムッ
リムの料理は最後までスタミナ料理だった。
サインを待つ人々。
お疲れ様です。
次回も期待しています。
ベートーヴェンだけでなく
生身の男性ともトロける様な
をして下さい。