教室トピックス

新座市 狭山市 朝霞市 志木市の生徒さんが 主に通っているピアノ教室です。 来年の発表会の会場の抽選に行ってきました! 何とか 希望通りの日にちをゲットできました。 良かったぁぁ‥‥ この抽選が毎年 私にとってのプレッシャー。 抽選に漏れたしまった方ゴメンナサイ。 毎年 この抽選の時期 会場の植え込みの桜が ま・ん・か・い ...

狭山市 志木市 朝霞市 新座市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 また懲りずに譜読みの話しになる。 実は先週 教室がお休みだった。 2週間あると 気持ちもユルむので あえてその件は 母にのみメールで伝えておいた。 さて昨日、 2週間ぶりにやって来た〇〇ちゃん、ニコッと挨拶してくれた。 「先々週の宿題見せて?」「はっ?」 しゃあない、すぐレッスンを始める。 ハノンは多少進歩している。 問題のバッハ、たどたどしいながら最後まで弾ける。 譜読みが早くなる方法を多少は家で実践しているらしい。 分かってはいると思うが 念のため 何故この方法を取り入れて いるか、その理由と目標を本人に話してみた。 「ハーン・・・」えっ!分かってなかったの? ガクッ! 私自身アララ・・・と思ったが まぁ分かってくれて 良かった と自分を無理に納得させる。 〇〇ちゃん、2週間あったので 少し弾いてきたせいか 自分が弾いた音の間違いに気付く様になっている。 よく観察すると 目で見て情報を脳に入れ ←(ここまでは OK! )さらに 脳から指に指示を出すところで 間違いが発生しているのがわかる。 信号が正しく伝わっていないのだ。 前回のレッスンと違うのは〇〇ちゃんがそれに気づき  「解っているのに~」と悔しがっているところ。 次の曲は タイムリミットで3分の2までしか 弾けなかったが アドバイスすると 「あー!」とか「アワッ!」とか声が出る様になった。 少しずつではあるが 成果が出始めた感 がある。 「前回と比べると少しずつ進歩しているのが分かったよ。 このまま頑張れば 絶対弾けるようになる。 譜読みも一人でできるようになる!」 と励ますと ニッ!と笑った。 んでさよなら した。 さてさて どうなりますか、気まぐれな〇〇ちゃん、 途中で諦めないで欲しい。   ...

狭山市 志木市 朝霞市 新座市の生徒さんが多く 通っているピアノ教室です。 身近な方々から 「ブログ読んだよ」~って 声をかけて頂きました。 んで もう1回読み直してみたら おやまぁ、“反抗期”というより“譜読み”に話題が移っていて ・・・・ 申し訳ないです。ちっとも気付かず・・・。 しかし「反抗期」って一体何なんでしょうね。 自分を正当化するための知恵がついてきたり 自分の立場・権利がどの程度効力があるか、 やみくもに後先考えずに主張したり 社会の矛盾や 大人の本音とタテマエのギャップに気付き 鋭くそこを突き 自分の優位性を最も信頼している筈の 親に向ける。 少しでも気に入らない言葉が返ってこようものなら 当り散らしているとしか思えない様な態度で それ言っちゃオシマイよ~的な暴言を吐く。 よく聞いてると ピアノじゃなくて超えられない親への あてつけだったり(甘え) 親への子供らしい非難だったりする。 長男は言葉がたったので 小学校5~6年の頃から 今まで私が生きてきた根底を覆すような言葉を 投げつけた。(今は“ほざいた”と思える) 当時は右向いても左向いても 辛かった。 そのアホ長男もそろそろ21歳。 落ち着いたか?、とよく聞かれるが まぁ、親の教育がダメダメだったんでしょ、相変わらず。 だからこんな私が「反抗期」について 堂々と綴るのも おかしな話なのだが・・・。 ピアノを習っていると その生徒さんは色々な事に気付かされる。 「どうだった?」「うん、頑張った!」 →頑張った、と言えばマルく収まる虚しさ。 「“音を楽しむ” って書くから音楽なのよ」 →最初は楽しかったのにもっと楽しもうと練習したら 楽しくなくなった。 →上手くなりたいと思って練習した本人が 自分が上手くなってるとは思えない辛さ。 たとえ親が「そんな事ないよ~」って言ったとしても。 「結果」じゃない、そこにいくまでの努力 の過程が大事だよ。 →努力努力っていうけど 世の中やっぱり 「結果」先行で動いてるよね。コンクールがいい例じゃん。 結局何のために練習してるんだろう?ってなる。 でも大人はすでに答えを見つけてる。 それが年の功。亀の甲より年の功。(昭和だね~) 子供はまだ探している最中。 静かにセッセッと探せばいいのに暴れるんだな、これが。 音楽やっている人は盛んに自己表現する事にこだわり 自分を解って欲しい、理解して欲しい、 っていう要求が強い人が多い。 しかも小さい頃から毎日ある一定時間、練習を きちんちしてきた人が多いので比較的 真面目。 そこから思うに ある程度ほっといてもいいのではないか と思う。 しかし「放任」はいけない。 「本人に任せる」「静かに見守る」 という言葉は言い換えると「放任」ともとれる。 反抗期を迎えたお子さんにも 逆らえない大人っていると思う。 もしそれが ピアノの先生なら利用した方がいい。 先生とも密に連絡とりあって。 ときにバトル、いいんじゃないですか。 あと10年したら「お母さんはいつも正面から 戦ってくれた  」って言ってくれる。 我が子の本格的な反抗期が始まって2~3年は 親も辛い。可愛かった頃思い出したりして・・。 あの子本当に大丈夫か、とか 許せない言動だ、とか。 でも何年も付き合ってると どの様な状況の時 我が子がキレるか、 どの言葉に反応するか、 朝か、夜か、体調にもよるか、子供の精神状態も ちょっとした仕草、目つき、呟き、部屋の散らかり具合、 読んでいる本、友達・・・などから分かる様になる。 その子にあった頭の冷やし方 即効で効く自分の頭の冷やし方 も見い出せる様になる。 要するに「反抗期」とも前よりは 上手く付き合えるようになる。 腹が据わる、と言いますか。 お父さんからの支援は期待する程 ない、 と思った方がいいかも。 男の人は一つの事に集中する様に脳ができていて 昼間 仕事で目一杯戦ってきているので 家では“安らぎ”を求めるらしい。 「楽しめないなら やめたらどうか」 「そこまで言うならやめるのも一つの方法だぞ」 なんて(家に帰ってきてまで~勘弁してくれよ~) って声が聞こえてきそう。 正直 簡単でいいな、って思う。 ところで 父兄の方々の我が子のピアノへの 関わり方ってどの程度なんですかね。 練習中ずっと 横に張り付いて口を出すと さすがに小学校5~6年生は嫌がるかも。 でも明らかにミスしている音を見逃すのは気持ち悪い。 長男が小学校高学年の時は ミスした音を 台所仕事しながら5つ6つ必死で憶えて 突然レッスン室に現れて楽譜の間違っている音を まとめてグイッと〇で囲み 風の様に去っていく、 ってのをやってました。 無言で去ります。「なんだよ~!」とか ほざきますが ほっときます。 相手してたらこじれませんか? しかも時間とる、しかもこっちの体調悪くなる。 あとね、時々「お馬鹿」のフリしてました。 (そんな事も知らないんだぁ)とか思っても 「へぇ~、すごいね!」とかね・・・。   ...

朝霞市 志木市 狭山市 新座市の生徒さんが多く 通っているピアノ教室です。 今日は レッスンの前にお母様からメールを頂いた。 一応ピアノの前には座るのだが ハノン ツェルニー ブルクミュラーなど弾きやすい曲だけやって 発表会の曲はなかなか手をつけようとしない、 遊んだり、TVを見る時間はあるんですけどね。 本人がよければ 発表会の曲を1曲にしたい。 とりあえず 今日は発表会の曲を先にみてもらえまいか。 との内容だった。 レッスンにやって来た○○ちゃんは 先週とぼけて やってこなかった宿題を堂々と提出。  ちゃんと真面目にやってきているんだから もしかしてピアノも・・・。 お母様の心配も杞憂だといいのだが。 母とメールのやり取りをしているのは本人には内緒  「今日は心配だから発表会の曲からやろう!」 ○○ちゃん、明らかな動揺。弾き始める。 母が心配されるのも尤もだ。 こりゃいかん、私も腹をくくる。 一つ一つ音を拾う様に○○ちゃんと読む。 先生が「次はミ」「そうそう、はい、次はラシ~」 と読んであげたり 弾いてあげれば早いのかもしれない。 でも私はそれをしない。 ○○ちゃんは耳が良く カンもはたらき たちどころに憶えてしまうのだ。 悪い事ではない。音楽をする上で必要な条件でもある。 ただそれにたよってしまう事に問題がある。 例えば 指番号を直されたり ちょっとしたフレーズを直されたり それだけでほころびから大きな穴が開く様に 弾けなくなってしまうのだ。 何故弾けなくなってしまうか? “弾く”というのは 一旦音楽を体(脳)の中 あるいは 心の中に取り入れる事なのであるが 耳頼りの譜読みはインプットの方法に偏りがあるのだ。 様々な方法でインプットした方が強固だ。 一見アウトプットが同じに聴こえたとしても 聴き比べればわかる。 耳頼りの欠点はもう一つある。 本人も何れ「あの曲も、この曲も弾きたい!」 と欲が出てくる時は来るであろう。 その時手本となる演奏がすぐ傍らにないと弾けない。 実はこの「弾けない」に一番ビックリするのが 本人らしい。弾けているつもりだったので。 前向きな気持ちもそのうち萎えてしまう。 何年もピアノやってきて とても残念な事だ。 誤解のない様言わせて頂くと 自分一人で楽しく弾く分にはどんな方法を 使っても構わないのだと思う。 ・・・とまぁ 長くなってしまったが 亀さんのようにゆっくりと 1時間かけて弾いた。 私は よくこのような譜読みに付き合うが いつも富士登山を思い出す。 20代の頃 頂上まで登った。 空気も薄く 疲労困憊の中 一歩一歩・・・。 あんなに一歩一歩がきつかったのは後にも先にもない。 一歩一歩歩みを止める事なく進めれば 必ずゴールは待っている。 不思議なもので苦しい筈の譜読みが楽しくなってくる時 が来る。人間の脳の不可思議な分野ではあるが 別の生徒さんの母が「面白いですよ~」と その筋の本を貸して下さったのでいずれご報告します。 また本筋から逸れた。 ○○ちゃんは たとえ発表会の曲が間に合わないなら 前の先生の所で弾いていた□□の教材から すでに合格をもらっている曲で気に入ったのを 弾けばいいと思っているらしい。 以前3曲弾く事で約束した筈だったが いつの間にか○○ちゃんの中では2曲になっていたのも判明。 全部ヤ~メタ!と言っている分けじゃあないから まぁ いいか、と了解した。 しかし 何もかも本人の意向を尊重するというのも 考え物だ。まだ未成熟な点も多い。 「2曲は了解するよ。けれど○○ちゃんも 自分で 決めた事なら やるべき事をちゃんとこなすべきだよ」 と話す。 翌々日 母にメール。そして返信が来た。 先生の言う通り、今が大変な時期でもあり、 肝心な時期だと思います。 コンペに続き 合唱の件が残念な結果に終わり 苦手な譜読みも思うようにいかず、自信を無くし 投げやりになっている様子も感じられます。   確かに・・・。 一昨年は 素晴らしい成績を残した○○ちゃん。 でも不遇をかこってばかりもいられない。 何とかこの事態を切り開く術を見つけて欲しい。   メールによると ゆっくりではあるが ぽつりぽつりと自分で譜を読んでいる、との事。 今本人が一番辛いのを理解して お母様も 応援し サポートしてくれるそうだ。 逃げないで頑張っている○○ちゃんを私も応援したい。 いつも ○○ちゃんを注意深く見てメールを 頂けるので 適切な判断ができます。 お母様にもありがとうございます。 「めでたしめでたし」は逆に遠のいた感があるが ○○ちゃんが逃げない様に 私も逃げないよ。 最後は笑おう!     ...

志木市 狭山市 朝霞市 新座市の生徒さんが多く 通っているピアノ教室です。 そろそろ発表会の選曲の時期になりました。 知り合いの先生方に 「選曲って大変よね。この生徒さんにはこれピッタリ!と思って 勧めても イマイチのってこなかったりして・・・。」 確かに・・・。 けど 私は選曲が好きな方なので 一人の生徒さんに あれも弾いて欲しい、これも弾いて欲しい、って ふくらみますね。 その生徒さんのレベルに合った曲を 多いと10曲位 かな、ダダーッて弾いてあげます。んで 「弾きたいな、って思ったのはどの曲?」 いくら弾いて欲しいって言っても 実際弾くのは生徒さんだから  最終決断は生徒さんにやらせた方がいいと思うんだ。 「〇〇ちゃんだったら 頑張ればきっとできるよ!」 とか 言いません。 それって やっぱり「やらされてる感」90%でしょ。 今の子供達って先生の意向も考えて「うんっ! 頑張る!」なんて言っちゃうんだよね。 生徒さんの耳で聴いた第一印象も大事だと思う。 「すんごく弾きたいんだけど 難しそう・・・。」 と思っている生徒さんには 「ハイ、難しいです。でもここはこことこことが同じだから その応用で弾けますよ。」とか 「以前やったあの曲に似ているよ」とか 「テンポは たまたま先生は速く弾いちゃったけど ♪=90以上なら〇〇ちゃんのテンポでOK!」 など あと少しで勇気が出そうなら 背中を押してあげる言葉掛けはします。 勿論「ここはこの曲の一番聴かせドコロで 弾く人はここを楽しみに聴いているから 辛抱強い練習ができなかったらやめたほうがいい」 とも・・・。 「できるよ~」って安易にオススメしたり励ましたり してしまって もしできなかったら 子供さんだってプライドはありますし。 まあ要するにリスクを承知の上で本人に選んでもらう。 ピアノは時間芸術なのでどんな曲にもリスクはある。 大人が「簡単だ」と思っている “メリーさんの羊”だっていつ暴れ出すか誰も知らない。 そしてそのリスクを超えたところに「喜び」が あるのだと思う。 明らかに易しすぎる曲を選んでいる生徒さんの場合 それはそれで なかなかの試練が待っている事も 伝えます。 例えば 発表会までの数か月(仮に早めに仕上がり) 退屈に感じる事はないか? 同じ年頃の生徒さんのレベルが気にならないか? 私の教室の発表会は参加人数が多いので そういった事を気にする話も聞いています。 それでもその易しい曲を選ぶのなら 本人が上手く口で伝えられない理由があるのでしょう だったら 気持ちよくそれに決めます。 本人が決めた!これがポイント高いです。 仮にすぐに仕上がったらそれはそれで良し。 さらに音楽的な質を高めるエクササイズに入りますかぁ。 何週間かしてモゾモゾと 「やっぱこの曲飽きてきた・・・。」 とか言うんだよね。 そうしたらまた選べばいい。 あまり変わり映えのしない曲を選ばざるをえなくても。 他の生徒さんが一曲練習している間 二曲仕上げた分けですし。 子供って気まぐれだから よくあるよね。 中学生、高校生、他の習い事がある生徒さん、 家族に病気の方がいる、手のかかる乳幼児がいる場合も 気を付けてあげないとね。 選ぶ時は どの生徒さんも「がんばるぞぉ」って ちょいと難しめなのを選んでしまって 収拾つかなくなる事も考えられます。 そこは先生のさじ加減で 無理なく弾ける曲を 何曲か提案してあげては?と思います。 いい思い出作ってあげたい     ...

狭山市 志木市 朝霞市 新座市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 先週の 彼女がレッスンにやって来た。 彼女と言うのは 自分から前の教材に戻りたい、 と言った生徒さんのことである。 ちょっと注意深く見守っていると まあ、戻った□□の曲に関しては当然弾けている。 ソルフェージュをその教材を使ってやってみる。 先週、実は彼女があまりやりたくない宿題を 出しておいた。 「やってきた?見せてくれる?」 「はっ?」 目をくりくりさせて 本当に覚えがないんだか とぼけているんだか・・・。 まぁ いいさ、「来週やってきてね」 お母さんに後で連絡をとった所 お母さんにもその件は自分から報告しなかったらしい。 ぬぬぬっ! なかなか手ごわいぞ。 でもさ、だまされたと思ってやってごらん 譜読みが短期間で早くなる方法だよ。 実証済だよ。 やってると面白くなるよ。 先生ってさ、生徒さんが一人で譜読みができる 近道を教えてあげてるんだぁ。 彼女自身がその楽しさ、効果を感じた時 一生懸命やるかもね。 根気よく言い続けるのも大事 ちょっと変わった方向からアプローチも有効 待ってあげるのも必要 「めでたし めでたし・・・」は遠い。   ...

狭山市 志木市 新座市 朝霞市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 この間 ハロウィンの衣装で来てくれた生徒さん、 もう一人 登場! 可愛いでしょっ ちょっと恥ずかしがり屋さんだから 照れ笑いかな・・・。 「スピード自転車」頑張ろう!   ...

志木市 朝霞市 新座市 狭山市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。     生徒のお母様よりメールがあった。 この生徒さんは他の教室から途中編入してきた。 内容は 家でのお子さんの練習時間、その内容、そして それ以前にピアノに向かう姿勢、態度に疑問を感じ 注意したところ、穏やかではない事態になったとの事だ。 そのお母様は いつも辛抱強く我が子のやる気を喚起する様な 言葉がけをしていらっしゃる方なので 腹に据えかねる返答が あったのだと思う。 「〇〇も難しい年頃になりましたし(自分の)我慢が どこまでできるか分からないので 今後は〇〇とも距離をおいて あまり口を挟まず見守る形で係っていきたい」との事だった。     解決にならないので「どこの家も反抗期に入った我が子には 手を焼いている様ですよ」と言うつもりはない。 ただ〇〇ちゃんも着実に成長しているな、と思った。 昨年はできない所があるとして 付き添いの母に「よしよし」 と頭を撫でられるとケロリと笑顔になっていたものだが・・・。 さて一人心細そうにやってきた〇〇さん、お母様のおっしゃる通り 先週の注意がほとんどなおされていない。 見事な冷凍パックだ。 ってか ハノンは慎重な練習を心がける様にしているのだが  タッチ、手のフォーム、手首、指の第一関節、リズム、テンポ などが崩壊している。 子供というのは 間を空けたり油断したりすると あっという間に 積み上げてきたものを惜しげもなく壊してしまう。 しかし壊したものを たちまちのうちに復元してみせるのも 子供だ。たいしたものだ。 要するに元にもどす必要性を理解してもらう。 壊したらもったいないんだよ、と言葉がけをしてみた。 もともと器用な生徒さんなのでその場でなおせた。 誉める。ふっと笑顔になる。〇〇ちゃんはこの「誉める」が レッスンに何回あるかで やる気が全然変わってくる。 ハノンはいいとして 曲の注意は そう簡単になおせるものではない。 根気強く教えたがなかなかできない。表情がまた曇っていく。 「音楽を楽しむ!」と流行言葉が氾濫しているが “楽しむ” までになんと時間がかかる事か。大変な事か。 もちろん〇〇ちゃんに限った事ではない。 ・・・という分けで〇〇ちゃんは なかなか 音楽を楽しむまでは行きつけない。   ふと思った。彼女は困っているのではないかと。 「もしかしてわからないんじゃない?」「うん」 どこが分からないのか聞くと 全部分からないのではなく 一つ一つの知識がつながっていないため 消化不良をおこしている。  じゃあ 手っ取り早い方法で→“耳”にたよって弾く、 “カン”で弾く を実践してきたらしい。 教材が進むにつれてその方法も「限界だ」と 本人は感じているらしい。 「少し戻って □□の教材をもう一度やってみる? いやいやこれは罰ゲームじゃあないのよ」 単に練習不足が原因と分かってる生徒さんはこの申し出を 嫌がるであろう。 ところが 〇〇ちゃんは「うんっ!」と即答。 私もちょっとびっくりしたので 「以前 前の先生の所で弾いた事がある曲だから あまり練習しなくても気分良く弾けるかなと思ったの?」 と聞くと 「戻ってもいいから  もう一度やり直して分かるようになりたい。」 〇〇ちゃんは 頭の回転はいいがそんなに上手に喋れる 生徒さんではない。それでも ポツリポツリと話してくれた。 「分かるようになりたい」と その言葉が印象的だった。 〇〇ちゃんも少しずつ大人の階段を昇っているんだなあ。   このままじゃいけない、と感じた 〇〇ちゃんの成長を嬉しく思った。 「〇〇ちゃんは 指も速く回るし、頭もいいし、耳もいいし、 これで譜面を読める様になっちゃったら大変な事になるかもね。」 って言ったら ニッ!と笑った。 夜 今日のレッスンの報告がてらお母様と電話で話した。 少し様子をみて レッスンはお母様がおっしゃる通り 私と二人きりでのレッスンにした。 自宅でのピアノを置いている場所が気になったので  お母様にお話しさせて頂いた。 来週どうなるかなあ。 □□の教材を頑張ろうね。 まだまだ「めでたしめでたし・・・」は遠い。        ...

狭山市 志木市 新座市 朝霞市の生徒が 多く通っているピアノ教室です。 今日 生徒さんがハロウィンのコスチュームで レッスンに来てくれた。 カワイイ!  私としては 大歓迎 ハロウィンってもともと秋の収穫を祝って 悪霊などを追い出す宗教的な意味合いがあるらしい。 日本では完全に定着したよね。 生徒さんに 「今日ね~ハロウィンの衣装で来てくれた子がいたんだよ。」 って言ったら 「あー私も持ってるぅ」「私も衣装来てお父さんの会社行って お菓子もらっちゃった!」「ハロウィンパーティで仮装するんだ」 とか フツーに言ってた。 やはりこれは定着ではないだろうか。 お店は今 ハロウィン一色だ。 しかし最近の子は七五三のお着物の様に ハロウィンのための衣装を持っているんだな。   私の子供の頃は(外人の多い街だったが)ハロウィンという言葉さえ知らなかった。 外で「trick or treat!」って聞こえてくると そろそろ寒くなるな・・・っていう分けだね。   生徒さん達に聞いてみたところ 年齢的には 小学校を境として ハロウィンを一つの行事として捉えてるみたい。     ハロウィンも季語だね。 教室でもハロウィンパーティコンサートなんて どうだろうか・・・? オブジェやランタン作ったり お菓子食べたり・・・。 いいかも  ...

狭山市 志木市 新座市 朝霞市の生徒さんが 多く通っているピアノ教室です。 ピアノを指導する時 脱力は重要なポイントですね。 私自身も小さい頃に使っていた楽譜を見ると 「力をぬきましょう」なんて沢山書かれていた。 「ほら、幽霊って手の力ぬけているでしょ、 あんな風にぬくのよ。」なんて言われてましたっけ。 子供っていつも刺激を求めている。 「幽霊」と聞いて 初めはドキッ!とした子供も 次の週には「幽霊」なんてどこ吹く風・・・とばかり また力んで弾いている。 う~ん困った。 まず なぜ力をぬいた方がいいのかを理解してもらう。 力をぬくって体がどういう状態なのかを体験してもらう。 そして力をぬいても弾けるんだ!って事もあわせて実際に体験してもらう。   しかしだ、力をぬくってのは「常に」だ。 譜面上の記号を手に映しかえる作業に没頭している彼等に 常に思い出して気を付けてもらえる方法はないか。 んで 私は幽霊を「貞子」置き換えた。 ご丁寧に井戸まで楽譜に書いてあげる。 小さい子には強烈だったらしい。良い方向に進んでいる。 しかしなぁ、貞子の呪いが怖いからって 脱力ってのもなぁ。 まあいいか。 貞子って手の甲をこちらに向けてだらっと下してるよね。 何故 普通の幽霊の様に肘を 約90度に曲げないのだろう。 その方がピアノを弾く姿勢に置き換えやすいのだが・・・。   貞子の画像探していたら まぢ怖くなってきた。 おやすみなさい。     ...