ピアノ発表会の選曲

ピアノ発表会の選曲

志木市 狭山市 朝霞市 新座市の生徒さんが多く
通っているピアノ教室です。
ピアノ
そろそろ発表会の選曲の時期になりました。
知り合いの先生方に
「選曲って大変よね。この生徒さんにはこれピッタリ!と思って
勧めても イマイチのってこなかったりして・・・。」
確かに・・・。

ピアノ
けど 私は選曲が好きな方なので 一人の生徒さんに
あれも弾いて欲しい、これも弾いて欲しい、って
ふくらみますね。
その生徒さんのレベルに合った曲を 多いと10曲位
かな、ダダーッて弾いてあげます。んで
「弾きたいな、って思ったのはどの曲?」
いくら弾いて欲しいって言っても
実際弾くのは生徒さんだから 
最終決断は生徒さんにやらせた方がいいと思うんだ。
「〇〇ちゃんだったら 頑張ればきっとできるよ!」
とか 言いません。
それって やっぱり「やらされてる感」90%でしょ。
今の子供達って先生の意向も考えて「うんっ!
頑張る!」なんて言っちゃうんだよね。
ピアノ
生徒さんの耳で聴いた第一印象も大事だと思う。
「すんごく弾きたいんだけど 難しそう・・・。」
と思っている生徒さんには
「ハイ、難しいです。でもここはこことこことが同じだから
その応用で弾けますよ。」とか
「以前やったあの曲に似ているよ」とか
「テンポは たまたま先生は速く弾いちゃったけど
♪=90以上なら〇〇ちゃんのテンポでOK!」
など あと少しで勇気が出そうなら
背中を押してあげる言葉掛けはします。
勿論「ここはこの曲の一番聴かせドコロで
弾く人はここを楽しみに聴いているから
辛抱強い練習ができなかったらやめたほうがいい」
とも・・・。ニコニコNG
「できるよ~」って安易にオススメしたり励ましたり
してしまって もしできなかったら
子供さんだってプライドはありますし。
まあ要するにリスクを承知の上で本人に選んでもらう。
ピアノは時間芸術なのでどんな曲にもリスクはある。
大人が「簡単だ」と思っている
“メリーさんの羊”だっていつ暴れ出すか誰も知らない。
そしてそのリスクを超えたところに「喜び」が
あるのだと思う。
ピアノ
明らかに易しすぎる曲を選んでいる生徒さんの場合
それはそれで なかなかの試練が待っている事も
伝えます。
例えば 発表会までの数か月(仮に早めに仕上がり)
退屈に感じる事はないか?
同じ年頃の生徒さんのレベルが気にならないか?
私の教室の発表会は参加人数が多いので
そういった事を気にする話も聞いています。
それでもその易しい曲を選ぶのなら
本人が上手く口で伝えられない理由があるのでしょう
だったら 気持ちよくそれに決めます。
本人が決めた!これがポイント高いです。上向き
仮にすぐに仕上がったらそれはそれで良し。
さらに音楽的な質を高めるエクササイズに入りますかぁ。
ピアノ
何週間かしてモゾモゾと
「やっぱこの曲飽きてきた・・・。」
とか言うんだよね。
そうしたらまた選べばいい。
あまり変わり映えのしない曲を選ばざるをえなくても。
他の生徒さんが一曲練習している間
二曲仕上げた分けですし。
子供って気まぐれだから よくあるよね。
ピアノ
中学生、高校生、他の習い事がある生徒さん、
家族に病気の方がいる、手のかかる乳幼児がいる場合も
気を付けてあげないとね。
選ぶ時は どの生徒さんも「がんばるぞぉ」って
ちょいと難しめなのを選んでしまって
収拾つかなくなる事も考えられます。
そこは先生のさじ加減で 無理なく弾ける曲を
何曲か提案してあげては?と思います。
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ムード
ムードいい思い出作ってあげたいムード
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