第4回日本歌曲伴奏コンクール アガル事について

第4回日本歌曲伴奏コンクール アガル事について

志木市、新座市、狭山市 朝霞市の
生徒さんが多く通っているピアノ教室です。

おんぷ
第4回日本歌曲伴奏コンクールを受けてきました。

曲目は
シューベルト:「水車小屋の乙女」より  Mein!
信長貴富:「寺山修司の詩による6つのうた」
より  かなしみ   

です。有頂天の浮かれた気分から いきなり
どん底気分を味わえるのがポイント(笑)
若い頃と違って 毎日指を動かしていないと顕著に
表れるな、と思い日々練習の毎日。
仕事と家事の合間で隙間時間の確保がとても
難しかったなぁ。
お蔭でとてもいいリハビリになりました。
あっ、いえ、リハビリ程度で参加できる程
ゆるいコンクールではありませんが・・・。


おんぷ
何故 受けようと思ったか・・・?
音大に行っていない長男が「伴奏頼む!」と言ってきた時
(大体2~3日前に言う)(呆)すぐに対応できる様に
という理由がひとつ。
音大にいっていないという事のデメリットに
伴奏者のツテが少ない、と言う事があげられる。
他に
「音大ならではのルール」を知らないが故に
起こるであろうトラブルがあげられる。
ひらたく言うと
伴奏者の地位向上のため?

おんぷ
もう一つの理由が
生徒さんの気持ちに少しでも
寄り添えたら・・・ってとこかな。
そう言うとカッコイイかな。
コンクールや発表会に出演する生徒さん
に向けての励ましの言葉。
いつも疑問に思っていたのだが
「がんばろう!」
「楽しまなくっちゃね!」
「しっかりね!」
「自分を信じて!」
「お客さんはジャガイモだと思って!」
「いつもの様に~ちゃんらしく弾けば大丈夫!

なんてよく声をかけるが 本番を控えている
彼等にいかほどの励み、効果があるのか。
指導者も実際にステージ経験をしないと
先程の様な安易な「掛け声係」を
してしまうのではないかなぁ。
しかも誰に対しても・・・。
なので コンクール一週間前、一日前、
当日朝起きた時、出かける時、会場入り、リハ、
一時間前、次自分の出番、お辞儀、鍵盤に手をおく、
そして弾き終わるまで 
自分の心や体の状態がどの様に変化していくか
メモした。

言える事は ある程度心は努力次第でコントロール
できるであろう、しかし中途半端に自分と向き合う
位では難しい。
何度もステージを経験する事でその力を
知らず知らずのうちに身に付けていくものと
思われる。

おんぷ
今回カッコ悪い経験もした。
まず 年のせいか手が乾燥して鍵盤が滑る。
なので弾く3~4時間前にトイレに行き手を洗う。
その後クリームをぬり以後濡らさない。
コンクールって大体時間がおすもの、と決めつけて
5分前に舞台そでに行ったら すでに
自分の出番だった。(お待たせしている状態)
申し訳ない・・・。ごめんなさい
弾いてる最中 集中力が保てない。
非常な努力を要した。
その点、子供さんは天才の能力を発揮する。
おんぷ

いろいろ学べて有意義だった。
まぁ、自分としてはミスなく弾けて良かったのだが
バランスやテンポが△、少しピアニスティックに
走ってしまったような気がする。 (^_^;)
息子とデュエットすることができて
入賞もできて良かった。
息子はシューベルトが調子良かったと思う。
やはりドイツものは好きなんだなぁ。
「できたらドイツものはベーゼンで・・・。」
とも言っていた。

おんぷ