春かぁ・・・

春かぁ・・・

 狭山市、新座市、朝霞市の生徒さんが
多く習いに来ているピアノ教室です。

さてさて春か。
今年の春は手放しで喜べる春ではなかったかな。
5年間 続けてきた長男の伴奏を今日限りでやめた。
すったもんだの末、 長男は一人レッスンに出かけた。
これからは 車の送り迎えも 空いた時間にできた伴奏合わせも
勿論 先生や伴奏者への「お礼」も自分もちだ。
本人はそこが一番痛かったらしい。
父兄の皆さんによく話すが 親子の二人三脚は
いずれ終止符をうつ時がくる。
子供が躊躇っていたら親から突き放す事も必要だ。
勿論 子供にもよるが ウチの場合そろそろだと思った。

私が隣にいる弊害の方が大きいと思った。
一人で考え開拓していくのはその子の生きていく力になると。
早速 奨学金を申し込む手続きをしている様子だ。
月並みだが陰ながら応援している
だがだがしかし・・・。
子供の自立がこんなに辛いとは思わなかった。
レッスンに一人出かけた後、電車やバスの時間を案じ
何度時計をみた事か、北朝鮮からのミサイルを心配したり
(朝霞基地が近いので戦闘機?が4機同じ方角にゴーッと飛んでいった時は青ざめた
帰って来るまで何も手につかない。
父兄の方が以前おっしゃっていた言葉、
「コンサートでの足台担当大臣はずっと私目に・・・」
の気持ちが良くわかる。
私が14歳の時 音楽武者修行 のため
私を手放した 今は亡き母は
どんな思いだったのだろう。
喪失感、寂しさ、だろうか。
自分の生活を成り立たせているものの中の一つに
彼の歌声があった事を今更ながら感じた次第。
S先生、今まで 付属品のように付いてきた親に 
音楽的な内容も含めてご指導頂き有難うございました。
後は内輪の発表会でDUOできる事、次男の頑張り、
生徒さんの活躍を心の支えに
余生?を生きられたらいいな。