慶應志木高校ワグネル・ソサィエティー男声合唱団第4回定期演奏会

慶應志木高校ワグネル・ソサィエティー男声合唱団第4回定期演奏会


 2012年3月20日、慶應志木高校ワグネル・ソサィエティー男声合唱団の 第4回定期演奏会に行ってきた。
去年にひき続き川口リリアだ。

関係ないが 駅前の花がきれいだ。

・・・で会場へ。 フムフム・・・

 
90%の入りだろうか。昨年ここで歌ったOBの6名が受付を担当していた。そのうちの5人のOBも もうすぐ大学2年、そして1人は他大医学部合格おめでとう

まずは第64回全日本合唱コンクール 全国大会出場報告ステージ。 聴きごたえ、安定感 ともに十分。 「天使のいる構図」よりⅢ.Tempestoso は 昨年の「バトンタッチのうた」を彷彿とさせる難曲だ。ピアノとの合わせも難かしい。「歌ってやろうじゃないか!」という気迫が感じられて 客席も息をのむ。 頼もしい。
細かい批評は専門家にお任せして 「新世紀音楽劇・HAGIWARA」について ちょっとエラそうに述べますよん。
部員達の若さあふれる歌声、所狭しと駆け回るが、そこは慶應、節度をわきまえた楽しいステージで 客席をグイグイとひっぱる。ギターのチューニングあわせよう!
「秋桜」はもう少し遅めのテンポでしっとり聴かせてもいいのでは・・・。
「関白宣言」良かった!合唱で、しかも”草食系男子”の歌声だからこそ良かった。
「僕が守る」みたいな曲は THE志木ワグのオハコかな?
TOP TENORに志木ワグの響きの核となるいい声の方がいる。
川口リリアは良く響くなあ。ただ 来年もここだと立ち見がでるのではないかと余計な心配をしてしまった。もちろん来年も行くよ。
志木ワグって 大学ワグネルの一応「弟分」て事になってるよね。最近 なんだか弟の方が強くなってきた様な。・・・はい、問題発言でしたあ。 確かに大学は授業の関係や 練習場所への移動で全員がなかなか揃わない事情もあるよね。だからこそ志木ワグの充実した練習環境は意味があるのではないか。・・・とかなんとかエラそうに言っときながら、確か今日六連の演奏会だよね。行かないでブログ作成にいそしむ私・・・大学ワグネルにも均等な「愛」を持たねば・・・。
「どうぶつのうた?」も良かった。 「うりぼう」は 少年のように元気いっぱいに歌っていた。 「ゾウガメ」はブルーノートを使ったのは正解だと思う。 「もんだい」は 滑舌が良くないと歌えない曲。 早口を練習している部員を想像するだけでも楽しくなる。 「豚」・・・個人的には好きだなあ、こういう曲。
演奏終了後 ロビーでのお見送り。

志木高ワグネルの定演にかける熱い情熱と 熱心に指導して下さる吉川誠二先生、脇をかためるピアニスト長川晶子先生、ヴォイストレーナーの藤井大輔先生、関真理子先生の御努力あってのステージだと思った。ご自分の本番があるにもかかわらず 一人一人に個人指導はなかなかできる事ではないと思う。
しかし「ゴーイングバナナ」時代から よくぞ35名の合唱団へ・・・。
しかも初演を任される合唱団へ・・・。
ウルウルと感激の演奏会であった。